WEB+DB PRESS VOL.20

「特集２ これからのStruts必須テクニック
～ 第３章 Strutsで，JSTLとELを使おう」 サポートページ

　Strutsアプリケーションの作成では，JSP作成時にStrutsに付属のカスタムタグライブラリを使いますね。しかしそうしてしまうと，Struts専用のJSPページになってしまい，Struts以外のフレームワークに変更せざるを得なくなった場合に，JSPをまるごと修正しなくてはならなくなります。

　JSPのStrutsへの依存度を低くするためには，Struts依存タグをJSP上でなるべく使わないようにする必要があります。そのためには，Struts依存タグと同等の機能を持ったタグライブラリが必要になるわけです。

　そこで今回の記事では，JCP(Javaの標準仕様を策定する団体)によって標準化されているカスタムタグライブラリJSTL(JSP Standard Tag Library)およびそれに深く関わりのあるEL(Expression Language)を紹介しています。Strutsタグライブラリの中でよく使うものは，たいていJSTLのタグに置き換えることができます。
　また，Strutsの次期メジャーバージョン「Struts 2.0」では，JSTLに対応することが決まっています。ですので，おそらく今まで使っていたStrutsタグが使用禁止になり，代わりにJSTLを使用せざるを得なくなるなるでしょう。

　ぜひ，WEB+DB PRESS VOL.20を購入し，私の記事を読んでみてください。そして，これからJSPページを作成するときに，JSTLやELの導入を検討するきっかけにしてもらえたら幸いです。

E-mail To：溝口泰成